コピー禁止の本当の理由 | 著作権違反では済まない3つのリスク
ブログ記事を更新していると、
なかなかネタがなくて書けないと
悩むとき、ありますよね。
私も最近は仕事が忙しいのも
あるのですが、ネタが…、なんて
思って、更新していませんでした。
しかし、どうしても記事を更新しないと
なんて義務感に陥っていると、
他人のブログ記事を安易に
「コピー」したくなる誘惑に
かられることありませんか。
しかし、コピーは絶対してはいけません。
今回は記事をコピー禁止と言われる
本当の理由について、3つのリスクという
観点からお話してみます。
ブログコピーされました?
今回のお話は実話です。
今朝、私のメールボックスに次のような
件名のメールが届きました。
「Blog copy notification」
英語で驚きますよね。
こんなメールがいきなり届いていると。
恐る恐るメールを開いたところ
こんな本文が…
コピーされた記事とコピーされた場所まで
ご丁寧に連絡をいただきました。
さて、この出来事に対して思ったことが
2つあります。
それは「イライラ」、「悲しい・残念」です。
まず「イライラ」ですが、
この記事書くのに、
ネタを考えて、記事を書いて、
推敲してってことを考えると
決して少なくない時間を
使っているんですね。これでも。
しかも、副業という性格上、
本業の仕事が終わってから
帰ってきて寝るまでの短い
時間の中で記事を投稿しているわけです。
もしかしたら、このコピペをした方も
同じような境遇の方かもしれません。
もしそうなのであれば、
苦労せずに目的の記事を
見つけたからとコピーするのは
相当失礼な行為ですよね。
ですから「イラッ」としたわけです。
一方で、悲しいというか残念な
気持ちになりました。
これは3つの理由からです。
リスクと言ってもいいかもしれません。
無視できないGoogleのアルゴリズム
1つ目は、Googleのアルゴリズムの観点からです。
今回コピーされた方のリライト程度や
使った文字数にもよりますが、オリジナル記事から
コピペしたり、文末だけをちょっとリライトした程度の
記事だとミラーサイトという判定をされる可能性が
高いです。
もしミラーサイトとして判定されると
そのブログは恐らく半永久的に
レッテルを外すことは難しいでしょう。
ということは、そのブログで今後記事を
たくさん投稿してもおそらくは結果が
出ないと思います。
経験の浅さや能力の低さは努力で補え!
2つ目は、この方の経験の浅さや
能力的な理由です。
この方は、始めたばかりの初心者か
初級者なのでしょう。恐らく他の方のブログからも
同様のことをしていると思われます。
そしていろいろなブログからかき集めた文章を
つなぎあわせたつぎはぎだらけの
コピー&リライト文章を作っているのだろうと
想像できるのです。
なぜ、そんなことまで想像できるか。
それは、文章を書くのに慣れた人は
ネットサーフィンで見つけた記事を読めば、
その文脈を理解して、骨子をつかむ
ことができ、自分の言葉で再構築することなど
造作も無いことだからです。
それにその関連の情報を大量に
仕入れているので、わざわざコピーしなくても
話を膨らませることが簡単にできるんです。
ですからコピーなんてしないですし、
リライトする必要もないのです。
そもそもリライトするのは、
そのことに対しての
知識がないからに過ぎません。
しかし、この方は、知識のなさを埋める
努力を怠り、残念ながら私のブログ記事を
コピーすることで自分の力の無さをごまかした。
ということは、恐らく始めたばかりで、
あまり文章を書いた経験のない
初心者か記事作成が苦手な
初級者と推測できるんです。
初心者や初級者の段階であるなら
なおさらですが、どんなに苦手でも、
苦労して記事を書かなくてはいけません。
本来、汗をかいて力を身につけるべき
時期に、その努力を怠ってしまうと
どうなるか。
いずれその努力を怠ったことで
大きな代償を支払うことになるんです。
それを知っているからこそ、
不憫でなりません。
過去、情報起業されている方で
他の方の商材をほぼコピペした方がいました。
結局、そのパクリがバレて、
裁判で訴訟になり、最後は
レッテル貼られて業界から
消えました。
極端な話かもしれませんが、
そうなる可能性をはらんでいるということです。
最も深刻なお話
そして3つ目。
これが上の2つの話よりも大事で、
恐らく最も重要なお話なのですが、
潜在意識的な側面からお話します。
この方はおそらく今後の自分の
人生における成功の芽を積んでしまった
可能性があります。
なぜ、そうと言えるのか。
この方は恐らく無意識のうちに
やった行為なのでしょう、と信じています。
しかし、例えばお隣の国でアメリカや日本の
テーマパークを真似ている姿を
見てどう思うのでしょうか。
腹立たしいと思ってニュースを
観ているのだとしたら、無意識のうちに
自分が自分に対して日ごろ腹立たしいと
思っていることをやってしまっていると
いうことになります。
つまり潜在意識の中では、
自分を卑下する、責めることを
始めるんですね。
しかも四六時中。
寝ても醒めても。
成功哲学の本とかに、
自分のことを大事にしないと
成功できないなんて格言もあるのに
この方は知らず知らずのうちに
自分のことを疎かにしてしまった。
しかも、誰にも止められない潜在意識に
自分を責めるということを委ねて。
どうするんでしょうか。
ホントに心配です。
そうした理由から
アフィリエイトというより、もっと大きな
自分の人生そのものの成功の扉を
閉ざしてしまった可能性が高いのです。
もし、会社の仕事上でパクって使って
しまったのだとしたら、おそらくその方は
出世しないでしょう。
あるいはもし、副業や起業して
やっていこうとするなら
早晩行き詰まることになるでしょう。
だから、残念と思ったのです。
こんなことで、たかがコピーごときで
自ら将来の道を閉ざしてしまうのは
本当に残念なことです。
「守破離」、真似るとは別物
一方で、「守破離」や真似ることは
最初のうちは必要という話もありますよね。
しかし、今回の場合、それは当てはまりません。
なぜなら、文章をコピーして
いいということではないからです。
書き方だったり、考え方を
真似なさいという意味であって、
文章を真似なさいという
意味ではないんです。
コピーライティングの世界では
写経という言葉もありますが、
それをそっくりそのまま写して
ランディングページを作りなさいと
教えている人は誰一人いません。
言葉の使い方や流れを学びなさいという
意味でやらせているわけです。
ですからこの記事で言っている、
コピペ、あるいはリライト用の
素材としてのコピーとはそもそもの
前提が違うのです。
今後どうするべきなのか
しかしながら、すでにコピーしてしまって
いますからどうしたらいいのでしょうか。
本来、コピーされたのもあるので
そのまま放置してもよいのですが、
始めたばかりで、こうしたことが
分かっていないだろう人を1回の
行為で終わりというのではあまりにも
可哀想なので、それぞれの対応策を
併せて書いておきたいと思います。
1つ目のミラーサイトにならないための
対応としては、出来る限り自分の言葉に
言い直したり、自分なりの解釈で書いて
欲しいと思います。
それから2つ目の経験の浅さや
能力の低さについては、
コピーした文章を何度も手で書いたり、
表現を書いてカラダに覚えこませることを
してみてください。私の拙い表現でも
お役に立てることがあるかもしれません。
でもそれ以上にもっとこの分野に関して
勉強して知識を増やしてみてください。
それこそがオリジナルの文章を
書くことのできる近道です。
さて、3つ目の潜在意識については…
残念ながら手の打ちようがありません。
こればっかりは私が解決策を
ここで提示したからチャラに
できるということではないのです。
ただ一つ言えるのは、
アナタがコピーして作成した記事を
読む方から「ありがとう」と言われるような
記事にしてこれから提供してあげて下さい。
そして今後はコピーした付け焼刃的な記事ではなく、
ホントに読んでくれる人のために
役に立つようなアナタだけのオリジナル記事を
作って提供してあげて下さい。
まとめ
こんなことを今回の件で、コピーした方に
感じました。
ただ、こちらが何も対策をせずに
投稿していたこともありましたので、
早速コピーできないような設定に
しておきました。
なので、今回この記事を初めて読んだ方は
コピーしないでください。
コピペについて、
著作権絡みの話で注意啓蒙する方は
多いです。
やはり目に見えるリスクでお伝えしたほうが
分かりやすいからです。
しかし今回は別の視点で
コピーやパクリについて話をしてみました。
たかがコピーかもしれませんが、
単に著作権絡みのお話だけでは済まない
もっと深いお話ということをお伝えしたくて
長々書いてみました。
よろしければ参考にして下さい。
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